アプトいちしろキャンプ場 その2

グッディ

2010年09月28日 08:52



アプトいちしろキャンプ場レポ続きです。



アプトいちしろ駅に続く廃線跡トンネルの中。 
この壁の雰囲気がまたスリリングでしょ・・・



さて、駅に列車が入ってきました。



線路の幅も狭く、普通の列車と比べるとかなり小さいカワイイ列車。

車両はここまでディーゼル機関車で走ってきますが、
このあとの唯一のアプト式区間を走るため、ここでアプト式の機関車をさらに連結します。

線路の真ん中のギザギザが見えますでしょうか?

これを噛み合わせるようにして、急勾配を進んでいくのです。



列車を下りて連結風景を写真に収めているのはマニア系の方ばかりのようでしたが、
若い女性もけっこういらっしゃって、ほぇぇ~、と思いましたよ

夫婦で鉄マニアというのは、けっこう楽しいかもしれませんねぇ。

旅行や観光の行き先でもめることもなく、きっと円満に過ごせるに違いありません?

さて、一駅分、大人150円×2、子ども80円を車掌さんに払って私達も乗車いたします。

列車はゆっくりと順調に高度を上げていきます。

木々に覆われた谷を抜けると・・・



お~! 我らがキャンプ地が見えるではありませんかっ!


やっほ~~っっっ!!!


ね~? 手を振りたくなるの、わかるでしょう~~~??


列車から見ても分かるとおり、サイト数も少なく、
本当に、とてもコンパクトなキャンプ場。

なのですが、キャンプ場から地続きで歩ける範囲がけっこう広いことや、
こんなふうに高いところからサイトを眺めることができたりして、、、

スケール感を感じるというか、空間的にダイナミックな体験ができるところが、
このキャンプ場最大の魅力かなぁ~~と思いましたよ。


列車はさらに高度を上げて、長島ダムが視線の高さに見えてきました。



ほどなくして長島ダム駅に到着。



長島ダム駅の海抜は485m。

アプトいちしろ駅からは100m近く上がってきたことに。

アプト式の機関車はここで切り離されてアプトいちしろ駅に戻ります。

わたしたち3人はここで降りて、遊歩道を伝ってキャンプ場まで戻ります。



ダム湖。

写真には写っていませんが、なかなか派手な噴水があって、見ごたえあり。



ダム展望台から見る長島ダム駅方面。

このときは何も咲いていませんでしたが、斜面はお花畑になっているもよう。

春なら芝桜が咲くらしいです。



散策路から見るキャンプ場方面。

陸橋下にキャンプサイトが見えてます~~~。


キャンプ場に戻ったらお昼ご飯。

母ちゃんが焼きそばを作っている間、父子は水遊びに川へ下りましたが、
水が冷たくてとても泳ぐ感じじゃなかったそうです。。。

川特有のものか、上にダムがあるせいか、水はにごりぎみで、
かなり青みがつよく感じましたよ。



写真でお分かりいただけると思いますが、サイトは、
川に向かってテントを設営すると、太陽を背にする格好になります。



ということは、向かいの鉄道が走っている斜面にはず~っと陽が当たっているってことで、
日がな一日、まぶしさを我慢したりすることなく、明るい緑の風景を眺めていられるということ。

太陽の角度って、実は、サイトの居心地を大きく左右してると思うのは私だけじゃないはず・・



向かって右方向、陸橋の向こうに先ほどの長島ダム駅が見えてます。

あそこから下ってくるのに片道15分くらいだったかな~?


お昼が澄んだらちょっとドライブです。



向かったのは旧井川線、南アルプスあぷとラインの終点、井川駅。

駅下の売店で焼き団子(300円)食べました。

甘いみそ味でおいしかったよ~(写真なくてごめんなさい)



ちょうど下り列車が発車するところでした。



駅にはこんな看板も。

標高は686m。

登山口まではまだ距離があるので、ここからタクシーで行くのかな~?

本当はこのあとさらに奥の井川湖や、
湖畔にあるという井川オートキャンプ場などもちらっと見たかったのですが、
峠道ですっかり車酔いした子どもがもうやだ~というので断念。

キャンプ場に戻りがてら寄ったのが接岨峡温泉。



内湯のみですが、大人300円子ども150円という安さ!

温泉は無色透明、なめらかでちょっとヌルッとした感じ、
お肌すべすべになります。



お風呂上りに見た接岨峡温泉駅。



川の色が、ほんと青いのよね~~。

すごい不思議。



のんびりレポ、もうちょっと続きます~。


 



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