アプトいちしろキャンプ場 その1

グッディ

2010年09月24日 10:30


こんにちは

連休は大井川の上流部、静岡県川根本町にある「アプトいちしろキャンプ場」へ行ってきました。



キャンプ場すぐ上流にある長島ダムの開設が平成14年。

ダムの開設にともなって、井川線の路線が一部変更になり、
この写真正面に見えている、アプト式といわれる鉄道が導入されました。

で、その廃線跡地となったこの場所に、オープンしたのがこのキャンプ場のようです。

そういえば静岡県でキャンプしたことないなぁ~と思い、
せっかくなら大井川のSLなんかも見たいなぁと、
あちこち検索かけていたらヒットしたのがこちらのキャンプ場。

目の前を列車が走っていくキャンプ場なんて、なかなかないですよね~?


ともあれそんなわけで、土曜日の朝、朝10時過ぎに家を出て一路東名を東へ・・・

途中、磐田あたりで渋滞にはまり、
東名相良牧の原を出たのは12時半過ぎ。

金谷駅(大井川鉄道の始発駅)に少し立ち寄り、
お昼ごはんを食べに立ち寄ったのが道の駅、川根温泉。



沿線沿い、やはり鉄道目当てでくるお客さんが多いのでしょうか、
立ち寄る場所のあちこちに、こんなふうなオブジェがあったり、
本物の古い車両がディスプレーしてあったりしました。

ここの温泉、源泉は49℃もあるそう。

無料の足湯もあります。

時間があったらのんびりしたいところですが、
今回の行程ではちょっとムリ・・・

また日をあらためてぜひ訪れたいところです。

ともあれ施設内の食堂で軽くお昼ごはんを食べ、
売店では旬の栗とお買い得ピーマンをゲット。

そうして再び上流へ走り、立ち寄ったのがこちら。



SLの大井川鉄道のSLの終点であり、
井川線、南アルプスあぷとラインの始発駅「千頭」駅。

「鉄」息子とお父ちゃんは入場券を買って駅の中へ。

大井川鉄道はSLが有名ですが、
各地の鉄道の古い車両を譲り受けて運行していることでも知られています。

さながら走る博物館です。



よそでは見られないレトロ車両の数々に大喜びの「鉄」息子です

こちらの駅には「音戯の郷」という、
体感型のなかなか楽しそうな博物館がすぐ隣にあるのですが、
午後4時近くに発車のSLをのんびりと見送っておりましたので、
すでにタイムリミット。

急いでキャンプ場に向かわねば~~!

千頭の駅からキャンプ場までは30分足らず。

到着してほどなく、汽笛の音とともに、
目の前のアプト式区間に、ゆっくりゆっくりと列車がやってきました。



時速何キロくらいなのかな~。

ほんとに、スローな列車なんですよ・・・・

ジェットコースターの登り部分とか想像していただくと、少し近いかな?と思います。

ときおりひびく汽笛も、旅情を盛り上げてくれて、ナイスなんだなぁ~。

ともあれ急いで設営して晩ご飯。




日暮れが早くなり、晩ご飯ができるころにはもう真っ暗・・・

初日はいつもどおりのバーベキュー。

この日はサイドの張り出しの下をダイニングにしています。

(お料理写真はまた別にまとめますね)

この日はこのあと雨が降り出し、その後も夜中まで降ったり止んだりでした。

食後は明日の予定など話して、10時前には寝ちゃいました。


翌朝は快晴でした




朝ごはんは夕べ炊いたご飯をケチャップライスにして、オムライスに。

昨夜の雨が心配でしたが、フライは乾いていたものの、内側は結露でびっしょりです。

いつもどおり、風は入れて日差しは入れないように、サイドフラップをななめに張り出し。

この状態でどうにか隣サイトに縄が入らないくらいかな?

もう少し広いともっといいけど、まぁ充分です。

この写真、奥側、一段高くなったところが管理棟や水場。

キャンプ場ができてまだ何年もたっていないということもあるのでしょうが、
水場もトイレもシャワーも、お掃除が行き届いていてとってもキレイです!

(ただし、夜間は灯りに寄せられてしまう、
さまざま&たくさんの派手な虫さんたちはいます・・・)

管理棟にはレンタルのテントなどもあり、薪も販売しているよう。

管理人さんは通常不在なので、予約は必須で~す。


朝ごはんが終わったら、旧井川線の廃線跡であるトンネルをくぐって、アプトいちしろ駅へ。



このトンネル、行けども行けどもまっ暗。
水もぽたぽた落ちてくるし、超~~スリリング!!

懐中電灯なしには歩けません。

片道3分くらいかと思いますが・・・もっと長く感じましたよ。

暗いところや、狭いところが苦手な人には、なかなか辛いハードルかなぁと思いますが、
ここを抜けないかぎり、ものすごい遠回りをしないと駅に来れないですから・・・
ちょっとがんばってみてくださいね

ちなみに、懐中電灯はアプトいちしろ駅、アプトいちしろキャンプ場で無料貸し出ししているようです。




山間にたたずむアプトいちしろ駅、標高は400m弱です。




産業遺産「市代吊橋」。

大井川はあらためて今回じっくり眺めましたが、ほんとうにダムと発電所がいっぱいです。

水力発電の要所として古くから開発されてきたのですねぇ~。



さぁ、井川方面に向かって走りますよ~~
というところですが、長くなりますのでいったんココで切りますね。

続きはまたのちほど~~



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