八風キャンプ場 その1

グッディ

2009年09月21日 13:19

シルバーウィークまっさかり、
今日はフィールドにおでかけの皆様も多いのでしょうね!

グッディ家はおととい午後から1泊で三重県菰野町の「八風キャンプ場」に行ってまいりました。



こちらは一夜明けて管理棟から少し下りた坂道から見た区画サイトのようす。


八風キャンプ場のホームページはこちら

ちなみにガルヴ○のガイド本には載っておりませんよ(笑

さて、なぜこちらを訪れたかというと、
理由のひとつは鈴鹿の山の様子が見たかったからであります。

ご存知のとおり、鈴鹿方面は昨年秋のゲリラ豪雨で大変な被害があり、
鈴鹿スカイラインは現在もいまだ復旧作業中で再開のめどもたっていないようです。

登山道も何箇所も寸断され、このあたりの多くの愛好家(私も例にもれず~)が
ここから登山を始めたという御在所の裏道登山道など、
見る影もないほど変わり果ててしまったということでした。

そして、こちらのキャンプ場もやはりこの豪雨でものすごい被害をうけたということ。。。

HPを見るとそのときの様子がよくわかります。

ともあれ、鈴鹿の様子がずっと気になっていて、たまたま三重県のキャンプ場を検索していて
見つけたこちらのキャンプ場が目にとまり、今回おじゃますることにしたのでした。


さて、当日は昼過ぎまで夫の実家で用事があったので、
とりあえず朝荷物を積んで夫の実家に向かいます。




今日はBBQコンロも忘れてませんよ!みそも持ちましたよ!


夫の実家で用事を済ませて、2時過ぎに一路伊勢湾岸道経由で四日市インターへ。

キャンプ場のHPにあった地図は四日市インターからだったのですが、
シルバーウィーク初日という影響か、四日市インター付近が渋滞していたので、
しぶしぶ四日市東インターで下りることにし、手持ちの地図を頼りに現地へ向かいます。

鈴鹿の山並みが見えてきました。



おぉ~~?

・・・・・晴天・・・・みたいだけど・・・??

山並みの向こうで雲が止まってる・・・
鈴鹿山脈が壁になっているのね~~?


キャンプ場到着がだいたい4時半。

急いで設営して晩御飯のしたくです。



開けた谷筋の爽やかなキャンプ場です。

すでに6時をまわっていますが日が落ちてもまあまあ明るくて助かる!

三池岳(右)と釈迦岳(左)が望めます。

山頂の上のほうをときおり雲がかすめましたが、
稜線がかくれることはほとんどありませんでした。

滋賀県側は雲っていたのかな~?

釈迦岳や三池岳へはもちろん、鈴鹿縦走の基点ともなっているようで、
HPによるとかなり歴史のあるキャンプ場のようですが、
もともとは登山のベースキャンプだったのかもしれませんね。

ほかのお客さんの幕体はコールマンが半分くらい、ほか、
ロゴス、スノピ、あとメーカー不明がいくつか・・・
うちもふくめて全部で10張りくらいでしたかね。

ちなみに、設備はというと、トイレは簡易水洗で男女一緒(でも清潔)ですし、
流しは水が出るだけ、レンタル品、販売品ともにほんとに最低限しかなく、
ゴミもすべて持ち帰りとなっております。

あっ、もちろん我が家的にはこれでまったく充分です

で、特筆すべきは、 ここのお風呂最高  ということです!! ← これについてはまた後で


サイトの南北にゆるやかな渓流が流れています。



↑こちらは私たちのサイトのすぐ下。

渓流の景色は変化に富んでいて、浅場から大きめのプール、
大人も飛び込みたくなるような堰堤下の滝つぼまで、いろいろ遊べそうでした。

水は青く澄んでいて、プールではアマゴの姿もちらほら。

聞けば、村長さんが、大人も子どもも楽しめるようにと工夫されているとのこと。

手付かずのように見えますが、
じつはじっくりと手をかけて造られている手作りのキャンプ場なんです。



川から見たサイト。

これくらい高低差があれば、多少増水していても恐くないかな??



立ち枯れしたハンノキは、昨年の豪雨の影響でしょうね。

ハンノキのこの風情、いいですよねぇぇ。。。。


さて、ここまでの写真ではよくわかりませんが、
キャンプ場に至る道をはじめ、この区画サイトの下のフリーサイトなど、
豪雨の後を感じさせる風景がここかしこにあり、
重機がいくつも動いていました。

復旧作業なお続く・・・・というところのようです。

HPで見る以前の穏やかなキャンプ場は見る影もありませんが、
それでも愛着あるキャンプ場をせっせと整備されている村長さんやスタッフさんの姿には、
心を打たれます。



ところで、この日、このキャンプ場はすごい風!!! だったのです。

タープを立てようにも、柱はどうにかなるものの、
幕体が煽られてしまってサイドの張り縄がどうしても張れない・・・・

で断念。

結局、かぜビュービュー!のオープンエアでの晩御飯と相成りました。

聞けば、「八風」というだけあって、やはり風はけっこう吹く土地らしい・・・。

あぁぁ~スクリーンタープか前室付きのテントが欲しいなぁぁ~~~。

風のおかげでご飯を炊こうにもガスの炎がうまく鍋に伝わらず時間のかかることかかること。。。。

おかげで晩御飯のしたくができたころにはすっかりこんなにまっくら!




晩御飯はいつもどおり手羽先メインのバーベキューとごはんで~す。

ならべて焼くだけぇ~~♪ワンパターンでもいいんだも~ん(泣

それにしてもテントちっさ。。。リビングとバランス取れてないですね(汗。



ちょっと分かりにくいですが、写真右上部分、
四日市の夜景が見えているんですよぉぉ~~!

受付のおねえさん(とっても気さくで関西弁がいい感じ☆)に聞いたところ、
管理棟前の舞台からは、ナガシマの花火まで見えるんですと!

山も見え、街の明かりや賑わいも見え、、、、
なかなか見所いっぱいのキャンプ場じゃーないですかぁぁ。

さて、こちらのキャンプ場ですが、
お風呂は現地への到着順ということになっているようで、
チェックイン時に時刻を知らせてくれます。

うちは7時半からということになっていたのですが、
晩御飯が遅くなったせいで、すっかり時刻を忘れていたら、
村長さんがバイクで「お風呂の時間ですよ~」と知らせにきてくださいました。

あらら~~!もうそんな時間!

ご丁寧にすみません~~~!!


あわてて少し片付けてお風呂に向かいます。


あわてていたのでカメラを忘れてしまいお風呂の写真が取れなかったので、
以下3点の写真はキャンプ場のHPから拝借。

おふろはこんなふうです。




↓右側のおふろ。



↓左側のおふろ。




私達が利用したのは左側のお風呂でしたが、
お湯はかけながしで、もちろん露天、
(上の写真でいうと、カメラで撮ってる方向がオープンになってます)
夜は照明がまたいい感じなんですよぉぉ~~~!!

家族風呂で貸切で入れて、時間は25分と限られますが、一人わずか300円なり! 

この価格設定は嬉しいです!

岩風呂の効果かどうか分かりませんが、湯冷めもしにくく、とってもあったまるお風呂でした!

ただ、HPによると、この素敵なお風呂は25人以上利用者がいないと沸かさないようです。

みなさ~~ん、こちら八風キャンプ場にいらっしゃったら
ぜひ 「お風呂に入ります!」 と言って下さいね☆


さて、お風呂に入ったら、あとのお楽しみは星空!!



四日市からほんの40分ほどでこの空です。



長くなりますのでレポは次の記事に続きますが、
こちらのキャンプ場、営業期間が4月1日から10月末までのようです。

けっこうよさそうじゃん!と思われた方はぜひぜひ早めにご予定をどうぞ☆

オート区画サイトは3000円と3500円(シーズン等の区別なし)、フリーサイト3000円、
ライダーさん、お一人の方はもっとお安いのかな?
ほかに清掃協力費一人300円、お風呂一人300円。
駐車許可証1000円(チェックアウトすると戻ってきます)。
ウチは家族3人なので、結局4800円で1泊2日充分楽しむことができました。

我が家にとって、個人的にとっても応援したいキャンプ場になりましたよ。

来夏は川遊び、そして登山のベースにもしたいものです。

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